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公園でいつものように話してた時。



直:…Aと、この先の学校も一緒がよかったな…



直樹がぼそっとつぶやいた。



あ:え?



直:…Aは、小さい頃から俺にいつもついてきた。ダンスも勉強も、はっきり言って俺より下だったけど、「なぁくんと一緒がいい!」って努力して、気づいたら抜かされてて。


俺が頑張れるのは、Aも頑張ってるから。


俺もAと一緒がよくて、ダンスも勉強も頑張れた。



Aが俺と違う道選ぶのがびっくりっていうか…



いつも隣にいたから、1年後はもう隣にいないって思うと寂しくて…っ




あ:だから、わたしはしなないし…!


直樹の行きたい大学もわたしの行きたい専門も遠くないんだからいつでも会えるよ…!






直樹の気持ちにびっくりして、


「わたしもずっと隣にいたい」


って言葉が出そうになったけど


必死に平気なフリして。





直:…だよね。俺の依存しすぎか〜(笑)


小さく笑った。




直:Aの作った衣装で踊れるように、

勉強頑張んなきゃ…!







わたしの気持ち、言って後悔するか、言わなくて後悔するか………







わたしは、言って後悔する方を選んだ。





あ:あの…ね、



わたしも同じ学校に行きたい…ずっと隣にいたいって思ってる…



直:じゃあ、



あ:わたし、直樹のことが、



好き、で…




でも、この関係が崩れるのが怖くて…


これ以上一緒にいると、好きって言っちゃっうから、


好きって行ったらきっとこの関係が崩れちゃうから、


直樹と違う道を行くことにしようとした…




直:実は俺も。同じこと思ってた。


Aのことが好き。


でも俺は、好きだから、一緒の道に行きたかった。



Aと一緒に勉強して、一緒にダンスして。





でも、Aは服飾だから…この大学にはないから…







あ:わたし服飾のほかに、学びたいこと…あるよ。

その大学にもあるんだけど…




直:A。


俺はAのことが好きです。


友達としてじゃなくて、


恋人として、これからも俺の隣にいてくれませんか…?



あ:…はい!






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作者名:叶凛 | 作成日時:2017年12月11日 20時

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