紅い部屋と呟き ページ6
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シッマが手帳の切れ端を読み始めた辺りから、皆別れて探索を始めた。
(インカムの表記は《》で行います。
《》の前に何もついていない場合は夢主さん)
rbr《あ、灯りあった！》
kn《灯りあったん？》
tn《お、ランタンあるやんここに。》
《よく見付けたなぁ。》
tn《2階にランタンあるぞ。これで暗いとこも探せるわ！》
確かになんか電気付いてへん所もあったからな｡
それはそれで変やけど、この状況が状況だから気にせん事にした。
さっき別れたかと思いきや、また皆集まって廊下を歩き始めた。
ut「中から開かへん鍵ってどゆこと？｣
今、ぱっと思い付いた疑問。
建物の鍵なら、普通は内鍵の筈なのだ。
なのに、内側に鍵を開ける為の物が付いてない｡
明らかに俺らを閉じ込めようとしとるな、あれ｡
『あー、確かにそれ……』
tn「確かに。大先生中々鋭い所に気付いたな｣
tn「てか、光見付けてんから、さっきの暗い部屋探そうぜ。｣
ut「せやな。｣
まぁ、今俺らがすべき事は、ここから脱出する事やからな。それを一番に考えるか。
先頭を歩いているトントンが、暗かった部屋に入る。
いや、実際には今も暗いのだけど、灯りがあるから関係無くなったし……ね？
tn「マジで血まみれやな…」
その通り。
どこを見ても血だらけである。
ut「えー…怖。こんなん隣にあったん……」
tn「ヤバ………」
俺らがその部屋を出ようとした時に、
『……そのまんまか…だったら…』
ボソッと、Aがそう言った気がした。
ut「？A何か言ったか？」
『いや？何も言ってないが。』
ut「そっか。」
俺の空耳か？ワンチャン幻聴まであるけど。
それでも、この血まみれの部屋で何も動揺を見せないAに、少しだけ違和感を抱いた。
………後で良いか。
脱出した後にAに聞いた方が良い。
少なくとも、今考える事やない。
そう思った。
また暗闇の廊下に戻り、そこで皆別れた (2回目)
それからすぐに、
tn《風呂場に鍵が、ありますね。》
zm《お！》
kn《お！》
この二人は、同じ台詞なら吹き出しも重ねれば良いと思ったが、時間差があった為別れたらしい｡
………いや、これ何の報告やねん。
kn《きたんちゃう？これで脱出や。》
うーん……脱出出来たらええんやけど…
そんな事を思いながら、ついさっき見付けた地下に俺は降りていく。
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桜石 花見(プロフ) - らいがさん» そう言っていただき、有難い限りです………物凄くゆっくりですが、メモ帳等に書き進めてますので、もう少々御待ちください……(土下座) (2020年5月18日 15時) (
レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
らいが - 青い氷さん» 僕にはまだまだ時間がありますので、のんびり待ってます！ (2020年5月17日 21時) (レス) id: 772e762596 (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - らいがさん» コメントありがとうございます！物凄く嬉しいです………頑張って更新したいとは思っております…！ (2020年5月17日 20時) (レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
らいが - わ！すごい面白い！更新頑張ってください！ (2020年5月17日 11時) (レス) id: 772e762596 (このIDを非表示/違反報告)
青い氷(プロフ) - コメントありがとうございます！へへ…もうすぐわかりまっせ、じっくり考えてくだせぇ((( 暫く放っててごめんなさい……(というかまた速度制限かかった…((( ) (2020年3月16日 8時) (レス) id: 8e99c8eed5 (このIDを非表示/違反報告)
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