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見知らぬ誰か ページ8

「太陽の下に連れ出すなって言ってたよなぁ?」

日の光を浴びたらヤバいとAの本能が言っていた。


『何か、当たりたくないって言うか、当たったらヤバい感じがするの。』

「取り敢えず俺はかごがもらえないか聞いてくるからここで待っていてくれ。」

『うん。禰豆子は任せて!』

兄が穴を出ていき、何やら外からパァンという大きな音が聞こえたかと思うと直ぐに兄は帰ってきた。

「若菜、禰豆子、あれっ?禰豆子、いない!!」

『お兄ちゃん!禰豆子は、ここにいるよ。』



ひょこ



禰豆子が穴から顔を出すとなんとも言えない表情をしていた。

「ちょっと待ってろ。」

そう言うと炭治郎は、あみあみと籠を編み始めた。

「よし、出来た!でも2人は入れないよなぁ」

『私は歩くから、禰豆子を入れてあげて?いいでしょ?』

「でも、それじゃあAが…」

Aも鬼だ。それは、人間とは違う猫のような瞳と長い爪に牙、何より陽の光に当たりたくないという思いが物語っていた。

『私より禰豆子の方が鬼っぽくなっちゃってるしそれに
お姉ちゃんだもん、大丈夫だよ』

「…もし何かあったらすぐに言うんだぞ?
兄ちゃんもう何も失いたくないんだ」

悲しそうに見つめる兄にAは何も言えなかった

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設定タグ:鬼滅の刃 , 竈門兄妹 , わかちん   
作品ジャンル:アニメ
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*舞夜*(プロフ) - これの続き、気になります!! 更新待ってます!! (2022年7月18日 0時) (レス) @page8 id: a1507cd74d (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - わかちんさん» どういたしまして。受験頑張って下さいね。落ち着いたらで大丈夫ですよ。気長に更新されるのをお待ちしております。 (2021年11月7日 16時) (レス) id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)
わかちん(プロフ) - リセルさん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました。作者自身が受験生で更新があまりできずすみません。気長にお待ちください (2021年11月7日 15時) (レス) id: d27a178d0d (このIDを非表示/違反報告)
リセル(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いてます!更新された5ページ目で、炭治郎ね手からになってますけど合ってますか?それと、7ページ目で鱗滝左近次ですよ! (2021年11月2日 2時) (レス) @page8 id: d52ea51f4a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わかちん | 作成日時:2021年2月21日 2時

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