Red◇01.重岡家の朝 ページ1
。
私の旦那さんは、子どもよりコドモなのです←
A「 大毅-、遅刻するよ？ 」
大毅「 んん-… 」
A「 私、清十郎送ってくるね 」
大毅「 …ん 」
布団に潜ったまま返事する大毅
まぁ、昨日も遅くまで収録だったから仕方ないか。
清十郎「 おとぅは？ 」
A「 爆睡中でございました。
清十郎、ご飯食べたら保育園バス来るから早く支度して 」
清十郎「 しゃあないなぁ〜 」
生意気な所もソックリで私にとってはちっこい大毅
可愛い所は受け継いでもらいたいけど…
ドンッ…ガシャンッ！
バシャー！
目を離した隙にやらかしてくれます
音がしたお風呂場にかけつけると
スモックのままびしょ濡れ状態で暴れるシャワーを楽しそうに追いかける清十郎
A「 もぉ-‼‼ 清十郎！ 」
清十郎「 ビショビショ-ｯｯ 」
アヒャヒャ と笑いながら私の足に抱きつく清十郎を捕獲して
新しいスモックに着替えさせて髪の毛もタオルで拭くと
猛ダッシュで停留所へ向かいギリギリ間に合った
清十郎「 ばいばいきーん 」
A「 ばいばいきぃん 」
無事送り出して家へ戻る
A「 大毅〜？ 」
呼んでみても返事がなくて寝室へ行く
まだ布団の中にいる様子
ベッドに腰かけて少しだけ布団を捲ると可愛い寝顔
不意に頬に手を添えるとパチッと目が開いて
その瞬間布団の中に引きずり込まれた
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作者名：Berry | 作成日時：2017年10月19日 20時
