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ースカラビア寮ー






ジャミル「……てことでな、Aが夕食の手伝いをしてくれるらしい」







カリム「おおー!!!!Aよく来たな!Aとジャミルが作ってくれる夕食か〜すっげえ楽しみ!」





ニコニコでいうカリムくんは天使だと思う





『私に任せて……』

涙を流しながらそういうと心配された








─────────






ジャミル「A、そっちの鶏肉のグリルはもう焼けているか?」






『焼けてるよ〜味付けもしといた。あ!そこの君そのスパイスかして!』





「は、はい!!」






ジャミル「もうすぐ完成する。皿と飲み物の用意を頼む」






「「はい!!」」











『うわぁ〜このスープいい匂い……さすが熱砂の国の郷土料理』




ジャミル「Aはほんとに手際がいいななんだかんだでとても助かった」












カリム「わあぁ〜!!!!美味そうだな!よし、みんな食おう!」











『いただきます!!』







ジャミルが作ったスパイスの効いたスープを1口呑んでみる






『う、うまぁ〜!』





カリム「だろ〜?ジャミルの料理は世界一なんだ!」








ジャミル「はあ……大袈裟だ」







夕食を取ったあとスカラビア寮の噴水の前に来た




ジャミル「で、なんだ聞いて欲しい事って」






『フロイドくんの距離が近いっていう悩みをアーシェングロットくんに相談したの、まあしたっていうかさせられた』





ジャミル「ほう、フロイドか。まあアイツはあまり関わりたくない人種だしな、人魚か?」






『ふふ、そしたらアーシェングロットくん不意打ちキスしてみろとかいうの』





ジャミル「はっ!?!」




『うん、私も同じ反応した。でもした後のフロイドくんがどうなるかって聞いたら嫌われるか恋心を抱かれるかって』



ジャミル「おま、お前それでいいのか?」



『うーん、私さフロイドくんが監督生さんと話してるの見てられなくなって逃げたことあって、それってさフロイドくんのこと気にかけてるってことだよね、』









ジャミル「………」





────────────




『ごめんねジャミル、送ってくれてありがとう』




ジャミル「構わないさ。……そうだ、フロイドのこと、どうなったか俺に教えろよ?」






『ああ、うん!わかっ…た』











ちゅ





『へ、?』







おでこにそっとキスを落とされた






ジャミル「ふっ、おやすみの挨拶だまた明日な」

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作者名:エビフライ定食 | 作成日時:2024年2月12日 1時

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