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Aが留学する前は
毎シーズンでてるんじゃねーの？ってくらい
ドラマに出てたA
こっちに帰ってきてから月日は経過したけど
ドラマに出ることは一度もなかった。
噂では断ってるらしいってきいてたから
もう彼女が演じることはないと思ってた
「え、A出るって？」
MG「うん、まぁ要望付きだけど」
「なに？」
MG「相手は北斗がいいって」
「は？」
Aが俺を指名した？
そんなわけない
そんなことあるわけない
MG「やるよね？やってよ？断れないよ？」
さっきと言ってた方が違うじゃん
できるなら断りたい
あんな気まずいのに恋愛ドラマとか無理じゃない？
仕事だから頑張るけど…
「断ったらどうなる？」
MG「このドラマ自体なくなる」
「へ？」
MG「Aへのオファーが今までたくさんあったのは知ってる？」
「もちろん」
MG「ずっと断ってたらしいんだけど、
監督が直接Aに頼みに行ったみたいでさ」
「そこまでしたの？」
MG「Aのために脚本も1から作るからって」
「やば」
MG「そしたら恋愛ドラマするなら相手は北斗って」
いや、京本とか慎太郎とかの間違いじゃない？
監督からのオファーからまだしもAからって
MG「Aと北斗のために作られた恋愛ドラマなんだよ」
「それ聞いたら断れるわけないじゃん」
マネージャーは満足そうに去っていき
数週間後スケジュールを確認すれば
すでにドラマ撮影のスケジュールが抑えられていた。
気になるのはいつもより長いスケジューリング
久しぶりのAのためだろうか
マネージャーから話を聞いてからまだAにあってない
明日はLiveだから顔を合わせる
いつも以上になんか緊張する
MG「やるってことでいんだよね？」
「うん、やる」
不安8割ワクワク2割
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作者名：唯音
| 作成日時：2024年3月25日 23時
