君が君でいられるように【2】 (ページ7)

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次の日_____

コンコン

『はーい』

高地「おーい」

『優くん!遅い!』

高地「遅いって昨日の今日なんだけど?」

昨日の夜_____

昨日寝るのが遅かった。

気づいたら遅い時間で慌ててベッドに入ったとき鳴った携帯

誰?こんな時間に

Aお見舞いこないの?

は？

優吾同期組だけらしいよ。事務所判断

A優別でしょ?早く!早く会いたい

Aてか、今日来るって思ってた

我儘娘

だるまじ

ダメって言われなかったら

普通に行ってたし

そう思う反面なんだかんだAに甘い

優吾明日行くから。おやすみ

Aまってる

夕方ちょっとした空き時間があったはず

そんとき行くしかねーか

で今に至る。

『優くんは特別じゃん？』

高地「なんでだよ！」

内心ちょっと嬉しい優越感

『心配した？』

「それなりに？」

『ほんとかな〜』

「体調は？」

『全然大丈夫！！』

「ならいいけど」

みんな心配してたよ

って伝えとく

『大我くんはうるさそうだな〜』

高地「大我、来てないの?」

『禁止なんでしょ?』

高地「俺みたいに直接呼んでんのかなって」

『よんでないよ』

高地「下３人だけ禁止かと思った」

慎太郎は病院でもうるさそうだし

その他2人はA苦手意識あるし？

でも下３人ダメとはいえないじゃん？

今回の呼び出しにいつも以上に

なんかちょっと特別感を感じてしまう

『また優とゆっくりどっか行きたいな〜』

高地「退院したらな」

『ゆっくりまったり無人島とか？』

高地「無人島ってどっかに申請すんの？勝手にいけんの？」

『知らない』

そんな話をしていたら

もう行く時間

『え？もういくの？』

高地「空き時間できたから」

『優も仕事忙しいんだね』

高地「ありがたくね」

『また来て』

高地「はいはい」

思ったより元気そうでなにより。

@io_stfk

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