君が君でいられるように【2】 (ページ3)

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樹 side______

Aが倒れたらしい

あれほど寝ろって休んでる？

って言ってたのに。

マネージャーといたから

リアルタイムで情報が入ってくる。

樹「今日いける？病院」

ダンスレッスンまでは無理そうだけど

終わったら様子でも見に行くか

MG「面会NG？あ、まぁ、そうですよね。いえいえ」

樹「は？無理」

MG「あ、すみません、はい田中が」

ハンドフリーだから

電話の内容は丸聞こえ

MG「ありがとうございます、では、また」

誰も会いにこないのも可哀想だからって

同期組ならね、って許可してくれた。

すぐ風磨達に連絡したら

時間は合わなそうで、俺より先に行くみたいだ。

レッスン室に行けばメンバーがいて

もちろん話はAのことで

俺は車中で疲労と聞いてたけど

みんなにそこまで伝わってないらしい。

みんな行けないと聞いて肩を下ろす

特にジェシーは残念がってて

心配性が爆裂してる。

会えたら様子教えてって念を押される

そんな心配ならジェシーもいく？って

連れて行きたいけど

でも多分ダメって言われるんだろうな

Aはジェシー苦手そうだし

樹「じゃ、いってくんねー」

みんなを残して俺は1人Aの

病院に向かった。

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