【ツイステ】お隣のえっっっなお兄さん (ページ2)

今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:5,569 hit

えっっっ度１％ページ2

.

「じゃあ二人組を作ってね！同じスクール同士はダメだよ！」

教員の指示を聞いて、各々動き始める

どうせならAとペアになりたいな、とぼんやり考える

彼女の金髪と大きな狐の耳は集団の中でもよく目立つ

案の定彼女はすぐに見つかり、俺はペアになろうと声をかけた

「俺とペアに＿＿＿＿」

「ねぇ、そこの女の子！」

俺が声をかけようとした瞬間、横から見知らぬ男子生徒が割り込んできた

まぁ、こんなこともあるか

「狐の獣人なの？かわいいね！」

『......』

余っている子は他にもいる

焦る必要も無いので、外野から二人の様子を伺っていた

「えっと、聞こえてる？」

『……』

サクッとペアになると思っていたがそうでもないらしい

Aはずっと黙ったまま、男子生徒のことを見つめている

もしかして緊張しているのだろうか

子供らしく可愛らしいところもあるんだな、とその様子を眺める

『知ってる？おとなの女の人のムネとニノウデって同じ柔らかさなんだよ？』

さっきのAの発言

あれは俺の聞き間違いだったのかもしれない

.