【ツイステ】私と教育係 (ページ5)

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《第三話》ページ5

「道案内してあげようか嬢ちゃん」

『結構です』

「じゃあ俺たちの道案内をしてくれねぇか？」

『最初の道案内は何を自信に提案したの…』

なんでこんな状況になった

Aは自分を囲む大柄な男たちを見つめて思う

事は一時間ほど遡る

Aは無事に街へついた

初めて降り立った街にはどこか懐かしさと高揚感を感じる

『(本で読んだとおりだ……！)』

Aは内心大喜びしながら歩いていた

だからだろうか

『(地図を落としてしまった……)』

本への在り処が分かる唯一の手がかりを落としてしまった

このままでは雑貨屋に行けない

雑貨屋に行けなければ本も買えない

Aは呆然とする

どうしようかと思っていた時に思い出したのは、とある使用人たちの会話

「私、毎回街に降りると迷子になっちゃうんだよね……」

「そういうときは路地裏を使え適当に歩けば知ってる道に戻ることがあるぞ」

『(そうだ路地裏を使おう)』

そして路地裏に一歩入った途端

「道案内してあげようか嬢ちゃん」

『結構です』

「じゃあ俺たちの道案内をしてくれねぇか？」

『最初の道案内は何を自信に提案したの……』

件の奴らに話しかけられ、冒頭に戻る

Aは大男たちを見て、顎に手を添える

さて、どうしたものか