《第三十三話》一事が万事 ページ37
鉄砲玉となったエースはグリム、そしてシャンデリアとぶつかった
大きな音と共に落ちてくるソレら
「し、しまった! 捕まえた後の着地のことを考えてなかった……!」
受け止める方法、魔法…だよな?それぐらいしかない
でも、エースにグリム、その上シャンデリアまでなんて__________
「(僕にはとてもじゃないが……)」
デュースはギュッと目を閉じる
助かるとは到底思えないが、そう願わざるを得なかった
ただ一つ気になるとすれば
目を閉じる瞬間、何かが横切ったような……
『飛ぶ鳥懐は入る時は狩人も助く____って
「え、あ……」
見知らぬ声
鈴のような可憐な声がふと目を閉じたデュースの耳に入った
『困ったものが助けを求めたらどんな事情があれ助けるのが人情、という意味よ
__________でもまさか、本当に懐に入ってくるとは思わなかったわ』
彼女はその細い腕でエースを抱えていた。いわゆるお姫様抱っこである
グリムは抱えられているエースの上に乗っていた
「ゲホッゲホッ!! 信じらんね____......」
起き上がったエースは至近距離で見つめてくるAに言葉を失う
『あら、起きたのね おはようエース』
決してAと近いから、とか
憧れのAに自分が抱えられている、とか
そんな思春期じみた
「__________信じらんねぇ……マジで」
今のエースにはその言葉を絞り出すので精一杯だった
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好好爺(プロフ) - ゆきっきさん» レスが遅くなってしまいごめんなさい、そしてコメントありがとうございます!自分の好みを追求した子なので気に入っていただけてとても嬉しいです!最近リアルの方が忙しくて更新できていませんが、「相変わらず忙しんだな、アイツ」と思っていただければ幸いです (1月14日 23時) (レス) id: eeb0faecb7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきっき(プロフ) - 久々に好みな主人公ありがたいです!礼儀正しいく、頭も良いし、時々毒舌とちょっとした勘違い系がかわいい過ぎます!これからの更新を楽しみに待ってます、頑張ってください! (12月29日 4時) (レス) id: e77387d96a (このIDを非表示/違反報告)
好好爺(プロフ) - ハルさん» コメントありがとうございます!相も変わらず亀更新ですが、優しく見守っていてくれると嬉しいです! (12月26日 19時) (レス) id: eeb0faecb7 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - とっても好きですぅ、、続き楽しみです、!! (12月26日 11時) (レス) @page22 id: bca7c667de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:好好爺 | 作成日時:2023年11月11日 9時