マスカレイドミラージュ (ページ19)

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JUside

少し暗めの部屋に5人で入るとそこには誰かが立っていた。

JS：お待たせ。その格好で来たの？
JH：説明するより手っ取り早いから
JU：え、、、

ついさっきまで話していた仮面をかぶった彼が兄と話している。
しかも、仲良さそうに、、、

JS：紹介するよ。彼はユン・ジョンハン。カフェの店員さんだよ、ジュン。
JU：、、、、、
JH：ごめん、隠してるつもりはなかったんだ。でも、言えなくて

ハニヒョンは仮面をとって顔を上げた。
明らかにハニヒョンだった。

JU：どゆこと？、、、待って、わかんない、、、
WZ：ユン、、、ヒョン、っ！ユンって
JS：そう。ハニは皇族だよ。でも少し、、、いや、かなり訳ありでね
JH：、、、うん
JU：ちょっと、頭がついてかない、、、
JH：じゃあ、少しだけ話すよ

ハニヒョンから聞いたのはヒョンがまだ4歳の時のこと。
1番下の弟が生まれる前、ハニヒョンは現皇太子様と面会した事があること、
ヒョンのお父さんは現皇太子様の弟だと言うこと。
その年に家族全員で家出をしたこと。
そして今、皇太子様がハニヒョンのとこを探していること。

JH：そして、1歳下の弟とこの国を少しの間、出ていこうと思う。
SC：じゃあ、その他の弟君たちは？
JH：そのことでお願いが
JS：、、、、、
JH：3番目から下の弟たちは顔を見られていないので、少しの間だけ
　預けても大丈夫ですか？
JS：スンチョル、僕が提案したんだ。ハニにはもう時間がない。
SC：でも、、、、
JU：ハニヒョンは僕が守るよ
WN：ジュン？
JU：僕もこの国を一緒に出てく。別荘あるよね？そこに行こう。
JH：そんな、、、ジュンまで捕まる
JU：大丈夫、バレないようにするから
SC：俺も許さない。そんなことさせない。
JU：、、、でも、ヒョン
WZ：ヒョン、ジュンがまたあぁなるから俺は行かせたほうがいいと思う。
JU：ね？いいでしょ？
SC：、、、少し考えてみよう。ハニ、弟君は何人預かればいい？
JH：4人
SC：4人か、そしてジュンが居なくなる。
WN：ヒョン、俺も行く。こいつだけじゃ心配。
SC：ウォヌまで、、、分かった。
JH：そんな！弟を預かってもらうだけでいい！
SC：でも、別荘まで案内する人いなきゃだし。
　それに、7人兄弟なんで4人増えたって変わんないwww