親友という立場 ページ4
JSside
‘いつも一緒にいる’
そのことからか、他校の女子生徒には二人で歩いているだけで、
『プリンスとプリンセス』とか『付き合ってるみたい』だとか
言われる。
でも、悪い気もしない。
最近やっと気づいたこの気持ち。
俺は、ハニが好きみたい。
JH:シュア?大丈夫?
JS:えっ、あ、うん。どうした?
JH:いや、あの娘がずっとシュアに手を振ってたから。
JS:あぁ、、(ひらひら)
女1:え、、うそ!振り返してくれた!!ヤバイ!!
JH:人気者だね、シュアww
JS:そう?僕の何がいいのか、、
JH:シュアは、いいところしかないよ。
優しいし、困ってる人がいると、すぐ助けるところとか
数えきれないくらいww
JS:ありがとう。嬉しいな、そんなこと言ってくれるなんて。
俺は、寮に戻ろうとハニに言って、腰を抱くようにして
歩いた。
ハニは始めビックリしていたけど「どうしたの」なんて
はにかみながら言うから、「別に」って返してそのまま歩き続けた。
寮の部屋は違うから少し寂しい。
JH:あ、そうだ。シュア!僕ね髪染めたいなぁなんて、、
JS:えっ!?
絢爛高校には元々が優秀な人しか入れないため、校則は
ありえないほどに緩い。もちろん、髪染めok
1年生なんて入学式の時黒い髪も卒業式の時には色鮮やか。
JH:ダメかな、、、
JS:いや、今の髪色気に入らないの?
今のハニの髪色は青と銀のアッシュだ。(MANSEのMVみたいな、、)
JH:そういうわけじゃないんだけど、、
周りのノリに流されて染めてみただけだから。
それに、受験生だから
JS:ハニが直したいって言うなら俺は反対しないよ。
それでも、ハニは何色でも似合うと思う。キレイだから。
JH:?何が?あ、髪が?ww
JS:う、うん。そうだよ。
危うく口が滑りそうになった。危ない危ない。
ハニが、鈍感でよかった。
(ガチャ)
ハニの部屋が開く音がした。
??:あ、ジョシュア先輩いらしてたんですね。こんにちは。
JS:うん。こんにちは。
1つ年下のジュンだ。二人きりだったのに、、
まあ、ここはハニ達の部屋だから、同室のジュンが来てもおかしくはない。
JS:ハニ、今日は帰るね。
JU:え、俺ともお話しましょうよ〜
JS:また今度な。
JH:ジュン、僕が話し相手になるよ。
JU: やった〜!!
俺はジュンに嫉妬しながら、部屋を出た。
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雛 - この小説ほんっとに大好きになりました!これからも頑張って下さい! (2019年9月22日 14時) (レス) id: d63dacfe18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月淡恋 | 作成日時:2019年9月14日 22時