「華」の涙 ページ22
JSside
廊下を歩いていたら、ユンギ先生に声をかけられた。
YG:ジョシュア、ジョンハンの部屋にノートを置いてきてくれないか。
JS:わかりました。、、あの、ユンギ先生。ハニは、、
YG:あぁ。手術は成功したぞ。よかったな。
JS:はい。
YG:もう帰ってきてるはずだぞ。
JS:え、、もうですか?
YG:うん。検査も大丈夫だったらしいから、早めに帰ってくるって。
JS:!?ありがとうございます!
俺は誰かに背中を押されたように走り出していた。
(バタン!)
JS:いない、、
JU:ジョシュア先輩?なんでいるんですか?
先輩は、隣の部屋ですよ。
JS:あ、うんww、、ごめん、これ持ってて。後で取りに来るから。
JU:え、あ、はい。
ジュンにハニのノートと自分のカバンを渡して走り出した。
ハニの行きそうな場所、、
今の時間帯だと夕日がきれいに見えるな、、
屋上に行ってみよう。
(ガチャ)
屋上のドアを開けて見回してみた。
夕日の方向にミルクティー色の髪をしたハニがいた。
色を染めただけなのに、印象が全く違う。
JH:シュア?
JS:、、、ハニ、、
JH:、、ごめん、、何も言わずに、、
JS:、、、
JH:シュア、おいで。
ハニが手を広げて俺を抱きしめてきた。
JS:、、ハニ、、おかえり。
JH:、、、っ、ただいまぁ、、
っ、、シュア、伝えたいことが、、あって、
JS:うん。なぁに?
JH:シュア、僕ね。、、シュアのこと、す、き、、///
JS:、、恋人になってくれるの?
JH:うん///僕でいいなら、お願いします。
JS:ハニ、大切にするよ。
JH:///
俺はハニに顔を近づけてそっと唇を奪った。
彼は涙を流してはにかんでいた。
華麗な彼はキレイな華のように美しかった。
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雛 - この小説ほんっとに大好きになりました!これからも頑張って下さい! (2019年9月22日 14時) (レス) id: d63dacfe18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無月淡恋 | 作成日時:2019年9月14日 22時