高嶺の華の涙 (ページ17)

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突然の涙ページ17

MHside

騒がしい二人が飲み物を買いに出て行って振り返ると先輩が泣いていた。
初めてみる先輩に俺は何もすることができなかった。

二人が帰ってきてから先輩は教えてくれた。
幼いころから白血病を患っていたこと、今年に入って体調が悪いこと、
、、ドナーが見つかっていないこと。
そして、このことは俺ら三人にしか話していないこと。

DK：、、先輩、なんでそんなこと黙ってたんですか？
　話してくれたらもっと苦しまなくて済んだのに。
JH：迷惑だと思って、、言えなかった。
JU：先輩はいつも俺たちの見方でいてくれるじゃないですか。
　そんなこと思うわけないですよ。
MH：先輩、気づいてあげられなくてごめんなさい。
JH：ハオのせいじゃない。むしろ、嬉しいの。
　ごはん作ってくれる時、体にいいものたくさんあるから、侵攻
　遅くなったもん。
DK：これからはずっと先輩のそばにいます。
JU：うん。
MH：(コクリ)
JH：ありがとう

JH：今日は四人で寝ようか。
DK：あ！いいですね！
JU：寝よ寝よ
JH：どこがいい？みんなと隣で寝たいけど、、、
MH：ローテーションは？
DK：いいね！
MH：先輩の隣がいい。
JH：わかった。
JU：ずるーい
DK：先輩、明日ね
JH：じゃあ、ジュンがその次ね
JU：は～い。

MH：先輩、お風呂だそうですよ。
JH：うん。先いいの？
JU：どうぞー
(ガチャ、、バタン)
DK：先輩、つらかったよね。絶対
JU：これからは、俺らが支えよう。

俺ら三人でのルールができた。

‘ハニ先輩を守る’