甘え下手な彼女×阿部亮平 ページ16
「…えっと、次は何処のカフェ行く？」
『……』
「…？A？」
『え？あ、ごめん！』
私は今、彼氏の亮平とカフェ巡りのデートをしている
んですが、私全然デートに身が入っていません。
なぜなら…
「ねぇ、けんじくんー」
「ギューしてー？」
周りがラブラブカップルばっかりだから。
…ラブラブなのは憧れるし、甘えたいんだけど…
なかなか勇気が出ないし、行動に移せない。
…最初は手を繋ぐところからだ。
まだ付き合ってたから手も繋いだことがない。それく
らい頑張んないと！
私は亮平の手に向かって手を伸ばす。
「あ、次ここがいいんじゃない？」
『あ、う、うん！いいね！』
私は咄嗟に手を隠した。
…もう少しだったのに、何してんだ！私…
「…やっぱり、家に帰ろっか？寒くなってきたし」
『うん…』
「落ち込まないでよ笑 家でコーヒー飲もう」
私たちは特に何も起こらず、家に帰宅した。
冬なのでほっぺたが凍るほど冷たいので、すぐストー
ブをつけて前に三角座りをする。
…絶対、甘えてくる彼女の方が可愛いよね…。
そう思っていると、冷たい何かが私の両頬を触れた。
「やい。」
『冷たっ！？』
亮平は自分のキンキンに冷たくなった手を私の頬にぺ
たっとつけてきた。
「ふふ、Aはやっぱり可愛いな」
『…からかってるでしょ？』
「元気ないと思ったからさー、どうした？」
『…やっぱり、亮平は可愛い彼女が好きだよね？』
「…え？」
『甘えてくる彼女がいいよね？』
「…まぁねー。そうだね」
…やっぱり、そうなんだ。
じゃあ、私は失格だ。
「じゃあ、おいで？」
『…え？』
「甘えたかったんだけど、タイミングなかったんでしょ？」
『う…そうです…』
「ほら、おいで？」
私は亮平の胸に抱きつく。
私がハグすると、亮平は優しく包み込んでくれる。
「…俺はさ、甘え下手なAも大好きだよ。だけど、どうしても甘えたくなったらいつでも来てくれていいから。ね？」
『…ありがと。』
亮平は目が合うと、近づいてきてキスしてくれた。
これからは存分甘えてみたいと思います。
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有李(プロフ) - 葵さん» 提案頂き、ありがとうございます！さっくんかラウールですね！候補に入れさせてもらいます(●´▽`●) (2020年10月15日 14時) (
レス) id: 9aab3eb8d0 (このIDを非表示/違反報告)
有李(プロフ) - 続編はこの「〇〇な彼女【阿部亮平】」の続編として出したいと思います！という報告をしに来ました！(笑)次回作は誰バージョンがいいかまだ募集中なのでどしどしお願いします^^* (2020年10月14日 21時) (レス) id: 9aab3eb8d0 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 始めまして！あべさくラウ担の葵といいます。始めましてなのに図々しくて申し訳ないんですが、次回作は佐久間くんがラウがいいです！突然お邪魔してごめんなさいm(_ _;)m 阿部ちゃんのお話とっても面白かったです！彼女のような気分でした。次回作も楽しみにしています (2020年10月14日 17時) (レス) id: e6b12e058d (このIDを非表示/違反報告)
有李(プロフ) - 雪の王子様さん» 返事が遅れてごめんなさい！コメントありがとうございます！今日のうちに更新しますね！ (2020年9月21日 21時) (レス) id: 9aab3eb8d0 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - キュンキュンです！亮平くんが彼氏だったらこんな感じなのね…リクエストいいですか？甘え下手な彼女ちゃんと亮平くんの絡みがみたいです！これからも頑張ってください！ (2020年8月31日 6時) (レス) id: 2043479880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有李 | 作成日時：2020年6月11日 11時
