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目を覚ますと赤髪の彼は俺を抱きしめ眠っていた。
頬にそっと触れると、うぅん、と眉間に皺が寄る。
眠っている顔は昨日の大人のような顔ではなく、あどけない少年のような寝顔だった。
誰なんだろう。
勢いとはいえ、名前も知らない誰かと体を重ねてしまうなんて、初めての事だった。
彼の顔を見つめる。
慎太郎の少し浅黒い肌とは真逆の真っ白な雪のような肌。
燃えるような赤髪はやわらかくウェーブがかかっていた。
彼の寝顔を見つめているとどうしても慎太郎の寝顔と重ね合わせてしまう。
涙がまた流れる。
慎太郎、俺はもう汚れたから、
もう、会えないね、
さようならも言わせてくれないなんて、酷い人。
目を瞑り、声を押し殺して泣いていると涙を拭われる。
目を開けると目を覚ました彼は俺を見つめていた。
穏やかな彼の目に映る俺は酷い顔だった。
？「おはよう、」
そう言って俺の額にキスした。
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ハローパラレル - 続きが見たいです！ (2020年9月7日 19時) (
レス) id: a702828ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ | 作成日時：2020年9月6日 17時
