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北斗side
慎太郎を追いかける。
「っ、慎太郎!」
慎太郎はゆっくりと振り向く。
慎「北斗、」
またぼろぼろと涙が溢れ出す。
慎太郎は少し目が赤く、泣いているようだった。
「俺は、慎太郎のこと、大好きだった、大好きだったけど、今はもっと好きな人が出来たから、」
しゃくりを上げながら泣きじゃくる俺はまるで子供みたいで、
「だから、さよなら。慎太郎、」
無理矢理に笑顔を作る。
すると慎太郎は俺をぎゅっと抱きしめ、
慎「ごめん、北斗。本当にごめんなさい。」
慎「辛い思いばっかりさせてごめん。でも俺も本当に大好きだった。愛してた。」
慎「幸せになってください。」
そう言って泣き笑った慎太郎は雪の中へと消えていった。
涙を袖で拭う。
それでも溢れ出す涙は、慎太郎への気持ちの
強さを表しているようで、
それでも前に進もうと決めた。
さようなら、慎太郎。
大好きだった人。
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ハローパラレル - 続きが見たいです! (2020年9月7日 19時) (レス) id: a702828ef9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あ | 作成日時:2020年9月6日 17時