今日:6 hit、昨日:9 hit、合計:137,533 hit
小｜中｜大
14 ページ14
、
「ふっかふっか！来て！」
深澤「んーちょっと待って」
「ねーふっかまだ？」
深澤「も〜まだ３秒も経ってないよね？わら」
サッカーコートのメンテの日。
ナオと私はいつも通り洗濯物、おじさんとふっかはそれぞれ一つのコートを担当してくぼみなどがないか確認している。
なんだかんだ自分の作業をやめて小走りで来てくれるあたり、ふっかだなあ。
深澤「はいはいどした？」
「柔軟剤変えたの！すごいふわふわでいい匂いになった！ほら！」
どうしてもこの感動を誰かと共有したくて興奮気味に話す私に笑っているふっか。
匂いを嗅いでほしいという意味で物干し竿にかけているタオルを取って渡そうとすると、
「へっ！？ちょっ、ふっか、」
深澤「確かにいい匂い」
「ちっ、違う！私じゃなくてタオル！」
突然後ろから抱きしめられたと思ったら、髪に顔を寄せられてそんなことを言われる。
今までそんなことされたことなかったし、予想外の展開に心臓がドクドクして、顔が真っ赤になった。
、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1881人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫乃 | 作成日時：2022年11月7日 1時
