白く黒い姫は光を欲する 弐

38話 ２つの反応 ページ17

ア「そう！かなりヤバイ奴の反応があったんだ！しかも “２つ”！！」


ト《分かった！ナツメにも知らせてそっちに行くよ》


ア「頼む！……この2人…一体何者なんだ？１つは近い所にいるけど…もう1つは “少し離れた所” だ」




，









，







ハ「俺たちは情報集めだ」


洞「伝説の男のですか？」


ハ「嗚呼。今から…(A『お話中申し訳ないけど』？！」









，







A「私も入っても宜しいでしょうか？」




私はあの目で2人の所に行った


さっきまで離れた所にいたけど…アイツとの会話までは聞こえなかった




洞「白姫A…本当に貴方が姫なのですか？」


A「ッ……」



コクン…



私は小さく頷いた




A「貴方はとっくに気付いていたようで」


ハ「勿論です。姫…ようやくお認めになってくださったのですね」



彼はそう言いながら私の手を取る



ハ「さぁ姫。どうぞご命令を」


A「ッ……」



心が苦しい…



姫扱いされるのが…嫌……




洞「？…」


A「お利口なのですね…貴方は……」


ハ「有り難きお言葉」


A「１つお聞きしても？」


ハ「何でしょう？」









，









A「私を探していたのは……力が目的…なの…？」

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