幼なじみ1 ページ1
安澤side
放課後、青葉城西バレー部が
使用する体育館で鳴り響く黄色い声
幼なじみである及川徹の
1本のレシーブが決まると同時に
黄色声が上がる
「はー、今日も凄いね」
そして女の子のギャラリーたちに
手を振る姿を見るもう1人の幼なじみ
岩泉一
「そうだな…」
はぁ、とため息をつき困った顔をする
そんな様子をお構い無しに徹君は
にこっと笑い岩ちゃんに手を振ってきた
「A先輩」
私に声をかせたのは金田一と国見ちゃん
の一年ズだった、可愛くて弟みたい
に思う私
「お疲れ様、2人ともいい成績を
残してたよ!」
そう言って頭を撫でるおほんの少し
顔を赤く染めた
あーもー可愛いな
「このこのー」
「わ、ちょ、」
「ありがとうございます!」
照れながらも離れようとする国見と
嬉しそうに笑う金田一
可愛すぎか
「ねぇ、いつまでその子らの頭
撫でてるつもり?」
黒い笑顔を浮かばせた徹君が
じりじりと歩み寄ってきた
「やめろ、及川」
「えーだってー」
「マッキー先生」
「誰が先生だよ」
「今日もいい調子ですね、えらい偉い」
「何様だ」
「上からです」
そんな日時も、いつもの事
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作者名:あゆ | 作成日時:2017年10月12日 5時