讐-ada-2 (ページ9)

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瑞「そろそろ辞める気になりました？」

早めにスタジオに行き1人体をほぐしていたら瑞貴ちゃんがやってきた。

『は？』

瑞「あんなに毎日メンバーから嫌がらせされてるのに平気だなんて随分と図太いですね」

『平気そうに見える？』

瑞「ええ」

『こっちはね、誰かさんのせいで寝れなくて困ってるんだよね』

瑞「私のせいって言いたいんですか？」

『他に誰がいると思う？』

瑞「元はと言えば、遥花さんとかメンバーの皆さんのだらしない私生活が問題だったんですから(ﾊﾟｼﾝ…っ」

あまりにもイラっとしてしまい叩いてしまった。

瑞貴ちゃんは大袈裟に倒れた。

岩「おいっ！何やってんだよ！」

そういうことね。

瑞貴ちゃんからメンバーが来るの見えてたんだ。

だからわざと倒れたってわけね。

メンバー達は瑞貴の方へ近寄る。

全部知ってる阿部ちゃんと翔太くんは後ろでただ様子を伺っている。

瑞「Aさん、最近体調悪いみたいだったからっ、心配で声かけたら、叩かれて…っ」

そう言いながら泣きだした。

岩「お前さ、何がしたいわけ？」

宮「いくら何でも叩くのは…」

深「このこと含めて、最近のこと全部ジャニーさんに言うから。まじで、最近どうかしてるわ」

『そう。好きにして』

スタジオを出てマネージャーに「体調悪いので帰ります」とだけ伝えて荷物をまとめて帰宅する。

そろそろ、手を打たないとね…

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