涙 ページ6
ふと、頭に触れるような感覚に目を覚ますと
広斗が私の頭をなでて私を見てた。
私を見る目は優しそうで、愛しそうなものを見る目。
こんな広斗は見たことない。
ぱっと、目が合う。
目が合ってもその優しそうな目は変わらない。
「おはよ。」
そうとだけ言って私の頭から手を離した。
『おはよう。痛くない…?』
「あぁ。大丈夫。」
そう言うと広斗は窓の外を見つめる。
広斗の体についた傷が痛々しい。
こんなことをする人は家村会しかない。
お父さんたちしかない。
彼は何も言わないけれど。
私がやっぱり広斗といるから…。
ここにいるからダメなんだ。
私がいるから広斗たちが傷つけられるんだと。
涙がこぼれそうになった。
601人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美桜(プロフ) - チャンスさん» ありがとうございます!!頑張って書きますっ!!(`・ω・)bグッ! (2016年7月19日 21時) (レス) id: 072ca8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
チャンス - 頑張って続き書いて下さい(≧∇≦) (2016年7月19日 21時) (レス) id: 2adc552334 (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます(`;ω;´)精一杯がんばりますね! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 072ca8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - 応援してます。無理せず頑張ってください! (2016年6月14日 0時) (レス) id: 756a25f80d (このIDを非表示/違反報告)
美桜(プロフ) - 琴音さん» ありがとうございます!!頑張ります!!(つω`*) (2016年6月2日 16時) (レス) id: 072ca8f3f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:美桜 | 作成日時:2016年5月3日 21時