Look at Me

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side you









家に着くとまた抱きかかえられて
広臣の部屋へと連れていかれて









広臣「これ姉ちゃんの、着替えて？」

『…コクッ』








頷くことしか出来ない









包まれたブランケットを
解いて服に袖を通す









数分前のことが蘇ってくる









『っ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…』

広臣「A？」

『はぁ…はぁ…っっっ』









呼吸が荒くなり
返事も出来ずにいると









ガチャ








広臣「大丈夫か！？」









そのまま抱きしめられると
広臣だってわかっているはずなのに









突き飛ばしてしまった








『…っ…っっい…っやっ…』





それでもまた抱きしめられて









背中をさすって









広臣「大丈夫、大丈夫だよ…俺、広臣だから、A？大丈夫…大丈夫」









魔法のように聞こえるその言葉が
スーッと心の奥に届くと
呼吸が落ち着いてくる









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