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side Hiroomi









無言でAを見守る中
沈黙を破ったのは俊だった









俊「姉ちゃん最近忙しそうだった、よね?」

A母「そうね。疲れが出ちゃったのかな…」









医師によると
フラついてそのまま落下して
たまたま後ろにいた人が
駆け寄って駅員に助けを求めたと









俊「傷、残んのかな」

A母「どうかな…。あ、私荷物取りに行って、お父さんにも連絡しなきゃ」

母「じゃあ、私帰ろうかな?乗せてくよ?」

A母「本当に?ありがとう」

母「いいのよ、いこう?」

A母「うん、ありがとう」

母「広臣は?どうする?」

広臣「俺、もう少し居ようかな…俊一緒にいい?」

俊「うん!ちょっと俺も彼女に伝えてたから連絡入れてくる」

広臣「おう」








3人が出て行き
俺は1人、Aの側に座って
そっと手を握った









綺麗な顔についた傷









こいつの手
こんなに小さかったかな








こんな小さな手で
いろんなもん抱えて








そんな事を思ってると
戻ってきた俊









俊「ねぇ、臣くん」

広臣「ん?」

俊「姉ちゃん、誰かに押されたとか、ないよね?」

広臣「え?」

俊「だって姉ちゃんだよ?こんな忙しい事も初めてじゃないじゃん?俺なんか引っかかるんだよ」

広臣「まぁ…そうだな…」

俊「心配するから母さんには言えないけどさ」









誰かにやられた?









.

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M(プロフ) - Mikaさん» ありがとうございます(;ω;)嬉しいです!!今抱えてる作品が完結したら候補に入れたいと思います♪ (2019年11月2日 20時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)
Mika(プロフ) - このお話大好きで、何回も読み返しています!続編が読みたいです! (2019年11月2日 14時) (レス) id: 9025d59614 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - みーやんさん» 怖いですね、笑 そう言って頂けて嬉しいです!ほかの作品もよろしくお願いします(*^^*) (2019年9月24日 14時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)
みーやん(プロフ) - ちょっとリアル過ぎて鳥肌立つわ!先が楽しみ(笑)終わるのが寂しいです (2019年9月23日 10時) (レス) id: fc5b4935bc (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - ゆーみさん» ありがとうございます!!中途半端に止まっててすいません(;A;)早く更新できるように頑張ります!笑 (2019年7月13日 20時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:M | 作成日時:2019年6月2日 23時

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