Look at Me

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side you









今日も仕事は午後から打ち合わせ







そのあと、取引先との食事を終えて
電車で帰宅








ここ最近は続いてるな









改札を出ると
少しの距離だけど
家へと足を進める









カサカサ








気配を感じて振り返るけど
特に何もなくて







また前を向くと








カサカサ








また振り返ると







ドンっ！








『痛っ…』








誰かに押されて
そのまま倒れてしまった








前を向くと
フードを被った男の人？が
走って行った









『なんなの…』









地べたに座ったまま
手を払ってると









広臣「A？」

『え？…あ、広臣』

広臣「何やってんの？」

『あー。コケちゃって。苦笑』

広臣「アホだなー、ほら」







そう言って手を差し伸べて
私を起こしてくれた








広臣「怪我は？」

『無傷！』

広臣「ん、気をつけろよ？」

『はーい』

広臣「今帰り？」

『うん、今日午後から出てて、取引先との食事会があってね？』

広臣「おつかれ、てか駅から？」

『そうだよ！』

広臣「呼べよ」

『え？』

広臣「んな時間に危ねぇだろ」

『大丈夫だよ！笑』

広臣「次は呼べ？お前も一応女だし？笑」

『一言余計！笑』

広臣「はは、じゃあな」

『うん、おやすみ』

広臣「おやすみ」








広臣と別れて
家に入ってにやけてしまう







やっぱり諦めるなんて無理









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