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side you

広臣「で？」

『はい？』

広臣「だから、帰んのか？お前も」

『あー、うん。帰ります』

広臣「じゃあ誰もここ通らないうちに出るぞ」

そう言って店を出て歩き出した
感じ悪男さん

広臣「家は？」

『あー、隣駅です』

広臣「こっち？」

『はい』

広臣「最寄り同じかよ」

『へぇ…』

広臣「じゃあそこでタクシーひろうか」

『あ、いや。私まだ電車あるので』

広臣「同じ方向なんだからいいだろ、俺出すし」

『いや、そういう問題では…』

という私の回答は
彼にはもう聞こえてなくて
タクシーが拾えそうな場所に向かう

「わー！！広臣くんだぁーー♡」

彼の後ろをついて歩くと
甲高い声のキャピキャピ女子が登場

「なにしてるのぉ？一緒に飲まない？」

広臣「無理」

「なんでぇー。いこーよー」

広臣「…A」

『…へ？』

そんな光景を後ろから見てると
私の方を向いて私の名前を呼ぶ

手招きされて彼に近づくと
肩に腕が回って来て

広臣「俺、女いるんだよね。だからお前と遊ぶ暇なんてねぇよ」

「え！？嘘でしょ！？こんな地味で可愛くない子が広臣くんの彼女？がっかりー」

なんて言いながら去っていく
キャピキャピ女子

『…なんで私が嫌な思いしなキャいけないのよ』

広臣「…いくぞー」

本当最悪

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