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side you

















『いやー、あのー、おかわり！おかわりは？』

広臣「お前嘘下手かよ」







敬浩さんに聞いた元カノさんの話を
思い出してしまい、
自分の聞き出そうとしたことを
取りやめたが、遅かった












広臣「言え」

『いや、あのー…』

広臣「はぁ…どうせ、元カノの話とか聞こうとしたんだろ？」

『…え？』

広臣「話の流れ的にそうだろ」

『いやー、、あぁーまぁ…』

広臣「敬浩さんに前もって聞いてるから、聞き辛い話だってわかってんのにな」

『え！！！…え？……エスパー？』

広臣「この前話をしたって敬浩さんに聞いた」

『あぁ、そっか…』

広臣「別に、隠すような話でもないけど、話す必要もない話だから言わなかっただけで気を使う必要はない」

『うん…』

広臣「敬浩さんは全部話してるし、俺から追加する情報も特にない」

『…そっか』

広臣「まぁ、女に話したのは初めてかな。どうせ、可哀想とか？定型文みたいなこと言ってくるのは見えてるしさ、近づいてくる女にな？でもお前は俺に全く興味ない感じだから話しても別に嫌ではない」

『…うん』

広臣「なに？結構密に付き合ったから？惚れたか？俺に。笑」

『っ！な！なわけ、あるわけないでしょ！』

広臣「んなムキにならなくてもわかってるわ。笑」









人の気持ちも知らずに
いろんなことを打ち明けてくる







そしてご馳走さまという言葉を残し
彼は自分の部屋へ帰っていった










『はぁ…どうしたらいいの…』










悩みの種が育っていく一方だな
















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