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side you




















悪魔の同級生だという
この眼科の先生にされるがままに







あっという間に自分に合う
コンタクトを与えられた










付けたことがないわけではないから
すんなりとコンタクトをつけて
ストック分を貰ってお会計に行くと







「あー、広臣に請求ってことだから、大丈夫ですよ！」

『え！？』

「ほら、広臣待ってるんでしょ？行きな、またストック分なくなった時に買いに来てください。笑」

『あ、ありがとうございます』








眼科にきて人が払うなんて
そんなことあるんだ。笑





なんて少し笑いが溢れて
悪魔の待つ向かいのカフェへ







わかってはいたけど
コンタクトにするとメガネでいるよりも
視界が広く見える








悪魔のいう通り
自分を変えることを
恐れていたのかもしれない









目的地に到着すると
座ってコーヒーを飲む悪魔の姿








『お待たせしました』

広臣「おー、早かったな」

『うん。あの、お金払う』

広臣「いや、いい」

『でも…』

広臣「今日は財布出すの禁止。俺がやりたくてやってるから」

『…いや、でも』

広臣「じゃあとりあえず時間あるし、お前もなんか飲めば？」

『じゃあって、話になってないし』

広臣「どれだけ話ししても金はもらわない。だから、これ以上話を聞く必要はない」

『…はい』






そう言ってコーヒーを注文して
向かいの席に座る

















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