Lies and the Truth

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side Hiroomi









広臣「おいで？」

『…うん』









シャワーを済ませて
愛菜ちゃんからの手紙を持って
俺の元へやってきた彼女









ラッコ座り状態で座り









『ふぅ……』

広臣「大丈夫か？」

『うん、、、ちゃんと、、、気持ちを知りたいから、、』

広臣「わかった、俺がいるから、な？」

『うんっ、、、』









震える手でその手紙を開いた









Aへ




ごめんなさい。
本当にごめんなさい。




この手紙を見ているということは
もうこの世に私は居ないんだよね。



本当に、ごめんね。



心が弱かったのかもしれない。
グループを離れようと
決意したのは私。


違う人生を、歩みたいと
思ったのも私。


でもポッカリ穴があいて
何をしても埋められなかった。


私には何もないって
そう思うことしかできないんだ。



相談しなくてごめんね。
頼らなくてごめんね。



出会えてよかった。
ありがとう。


いつか
あのタイムカプセル
美春と開ける時が来たら
私は空の上から見守るから。


美春が作る曲をAが歌う姿
すごくカッコよかったよ


2人はこれからも
世の中に届け続けてね。



出会ってくれてありがとう。
心から感謝してます。


力になれなかったなんて
自分を責めないでね。



A
歌い続けてね。







愛菜より









『はぁっ、、、はっ、、、うっうぅぅ、、、、あぁーーーーっ、、、、、』

広臣「Aっ、、、、」









泣き叫ぶ彼女が
いつか壊れてしまうんじゃないかと
俺の中に不安が走った









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