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side you
広臣「…そっち行ってい?」
だいぶ飲んで
ご飯も全て運ばれてきて
あとは2人でこの空間で楽しむだけ
そんな時に広臣が
そう投げかけてきて
私が頷くと向かい合わせの場所から
私の隣へとやってきた
広臣「…」
私の目を見つめて
髪をかき分けると
ぎゅっ
強く優しく抱きしめられた
あの頃よりも
鍛えられた胸と
逞しい腕に体を包まれる
広臣「Aだ」
『…』
広臣「Aが俺のそばにいる」
『…うん』
広臣「あの時…離れなきゃ良かったって思うことたくさんあった」
『…うんっ…』
広臣「本気で、すげぇ好きだったから」
『私もだよっ…』
私も強く強く抱きついた
そんな私に応えるように
さらに強く優しく抱きしめられた
広臣「だけど、こうしてまた出会えたからあの別れも意味があったと思える」
『…うん』
広臣「A…」
『ん?…』
解かれた腕
また目を合わせて向き合い
広臣「もう一度俺のそばにいてほしい」
まっすぐな瞳でそう言い放った
.
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M(プロフ) - ゆらさん» ありがとうございます(;A;)新作もよろしくお願いします! (2019年10月18日 9時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆら(プロフ) - お疲れ様でした!すごくこのお話好きだったので終わるの悲しいですけど新作も読ませていただきます! (2019年10月18日 0時) (レス) id: 0472e5f104 (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - さこさん» ありがとうございます(^^)新作もよろしくお願いします! (2019年10月17日 21時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)
さこ(プロフ) - 完結お疲れ様でした。ハッピーエンドで超嬉しいです(^^)新作品始動もおめでとうございます(^^) (2019年10月17日 0時) (レス) id: d95e73f21b (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - さこさん» ありがとうございます(;A;)もうそろそろ終わりますので寂しくなってきました。笑 (2019年10月15日 9時) (レス) id: d3019aaca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M | 作成日時:2019年9月29日 13時