ｵｵｷﾅﾋｷﾀﾞｼ２__EXILE TRIBE

61__ｼﾗﾊﾏ&ﾌｼﾞﾜﾗ(ﾘｸｴｽﾄ) ページ18

あ「あっ、あらんくーーーん！！」






今日は大好きな後輩、Aを誘ってデートへ♪








…のはずだったのに。








亜「なんで樹がいるの？？」








Aと一緒に待っていたのは、紛れもなく、







GENEのサポメンを務め、今やTHE RAMPAGEとして活動している藤原樹。








樹「…俺が聞きたいです。」






そうやら、樹も知らなかったよう。








あ「最初、あらんくんに誘われてたんだけど、樹にも誘われて、







　 だったら一緒に遊べばいっかって思って！！」








にこにこしながらそう言うAは多分俺の…いや、俺らの気持ちには全く気付いていない。








あ「ダメ、だった…？」







上目遣いでそう聞いてくるAは確信犯で、それに俺が弱いって知ってる。







樹「俺は、それでいいですよ。」







なんで、お前の方が大人なんだよ。






っていうか、そりゃそうでしょ。








お前は遊べないはずだったんだから！！！







俺がAと二人でデートするはずだったんだから！！！








…こほん。








まあ、俺も先輩なんでここは余裕をもっていき…







樹「Aいこっか。」







あ「うん！！！」







っておーーーい！！







先輩おいていかない！！






どざくさに紛れて手つながない！！！








そんなこんなで入ったのは、Aの好きな雑貨屋さん。







インポート物を扱っているお店で、Aの目はもうキラキラしてる。







あ「ねえ、あらんくん、これ可愛くないですか！？」







すっごい笑顔でそういうA。







めっちゃかわいい。







ふと目に入ったピアス。






Aに似合いそうだなぁ、なんて思って







亜「A。」







振りかえるAの耳元にあててみた。







亜「…うん、やっぱり似合う。かわいい。」







そういうと、顔を真っ赤にした。







その顔反則だよ…。








亜「その顔、樹には見せないでね？」

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