ｵｵｷﾅﾋｷﾀﾞｼ２__EXILE TRIBE

55__ﾂﾁﾀﾞ(ﾘｸｴｽﾄ) ページ11

あ「きゃっ…。」






最悪…。






あ「なんで、こんなとこで折れるかなぁ。」







道の真ん中で1人、ポッキリと折れたそいつに訴えかける。







どうしようかなぁ…。






ヒールが折れてしまったパンプスを見つめる。







？「お姉さん大丈夫？」






振り向くと、そこにいたのは優しそうな男性。







？「あ、ヒール折れちゃったんだね。






　 俺、そこでコーヒーショップしてるから、とりあえずそこ行く？」






はい、って私に背中を見せる男性。







？「俺、鍛えてるから大丈夫だよ。






　 それに、それじゃ歩けないでしょう？」






あ「すみません…お言葉に甘えて。」






いい歳しておんぶしてもらう日がくるとは…。






〜〜〜





？「これ飲んでとりあえずゆっくりしてて。」





そういってどこかへ行ってしまった。






店員「哲也さんの彼女さんですか〜？」






あ「え？あっ、いやいや！！とんでもない！！！」






店員「違うんですか〜？」






あ「違いますよ！そこでたまたま助けてもらったんです。」






店員「そうだったんですか〜。」





哲也さんっていうんだ…。






かっこよかったな。






店員「あ、おかえりなさい。」






その声に振り向くと、そこにいたのは哲也さん。






哲「これ、使って。」





そう言って渡されたのは、ブランド物のパンプス。





あ「え、こんなの受け取れません！！！」





哲「どうして〜。きっと君に似合うと思って選んできたんだけど。」





ちょっとすねてる哲也さん。






かわいいかも。







哲「俺、これでも稼いでるからこのくらい大丈夫だよ！」






店員「今をときめくEXILEさんですもんね。」






あ「EXILE…え！！！





　あの！？」






哲「あ、やっぱ気づいてなかったんだ(笑)」






あ「すみません…。」






哲「それはいいから。ね、だから受け取って？」





あ「…ありがとうございます。」





哲「そのかわりって言ったらあれなんだけどさ、





　 また、会ってくれない？」







あ「え？」






哲「俺、君に一目惚れしちゃったみたいなんだ。」







哲「俺と友達から始めてください。」









まんごーさんリクエストの哲也さんでした！
大変お待たせしました！
リクエストありがとうございました。

56__ｶﾜﾑﾗ(ﾘｸｴｽﾄ)→←54__ｶﾜﾑﾗ(ﾘｸｴｽﾄ)

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す