ｵｵｷﾅﾋｷﾀﾞｼ__EXILE TRIBE

38__ﾊｾｶﾞﾜ(ﾘｸｴｽﾄ) ページ43

私はこれまで、目立たないように、波風立たないように過ごしてきた。





こんな私が彼を好きになってはいけなかった。









何の部活にも入っていない私は、放課後教室で勉強して帰る。





今日もかっこよかったなぁ〜…






とか言いながら顔がにやける自分相当キモイ。






長谷川くんって、慎っていうんだよね。






…私も慎くんって呼んでみたいなぁ〜。





今なら呼んでみてもばれないよね。





あたりに誰もいないことを確認して、






あ「慎…くん。」






誰にも聞こえないくらいの大きさでつぶやいた。







かぁぁぁぁっと顔が熱くなったのがわかった。







あ「ほんと、なにしてんだろ//」








？「呼んだ？」





あ「えっ、」





突如そう言い放ったのは、紛れもなくクラスナンバーワン人気のま…長谷川くんで、





誰もいなかったはずの教室の入り口にもたれかかっていた。







慎「あれ、でも(人1)さんって、俺のこと下の名前で呼んでたっけ？」






そう言いながらにやにやする長谷川くん。






あ「ごっ、ごめんなさい！そんなつもりじゃっ…」






もう、恥ずかしくて消えたい…。







慎「…ふーん。」






長谷川くんに顔をのぞきこまれてさらに顔が赤くなる。






あ「…近いって///」





さらに近づいてきた長谷川くんに強引に唇を奪われた。






あ「なっ、なにすんの！！///」






慎「ねえ、A俺のこと、好きでしょ。」






あ(わたしのこと名前で呼んだ…！？///)






にやって笑う長谷川くんに、






もう私はくぎ付けだった。









のんさんリクエストのまこつでした！
こんな感じで大丈夫だったでしょうか？
リクエストありがとうございました！

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