俺にとっての太陽。 (ページ16)

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北斗に何があったのかは、会えて聞かない。

いや、聞けない、のが正しいかな

あんなに複雑な表情、聞ける訳がない。

あー、でも北斗の目潤ませてたの

ちょっと可愛かったな、とか思ってたのは内緒。

でも、予想では図書委員で何かあったのかな？

確か、有名だよな、あの人。

前クラスの女の子が言ってた

何とか先輩って人。

とにかく顔がかっこいいとか？

ちょっとミステリアスでどうの～とか、

まさか、いじめられたとか？

そんな事俺が許さない。

でもまた違う気がする、うーん何だろう。

北斗「何難しい顔してんだよ」

ジェシー「え、俺そんな賢そう？」

北斗「そういう話じゃねえ。」

いつか、北斗が話してくれるかな？

そう思いながら、北斗を家まで送った

北斗「、、態々家まで来る事ないだろ」

ジェシー「俺はほくちゃんが心配なんです～」

北斗「だから、その呼び方っ、！」

ジェシー「え～、いつも呼んでるじゃん！」

北斗「ばっかお前、めちゃめちゃ恥ずかしいわ！」

ジェシー「え～、顔は喜んでるよ？」

北斗「喜んでねえ！」

あー

可愛いなあ、

そうやってちょっと恥ずかしそうな顔も

ムキになって怒っちゃう顔も

「全部可愛いなあ、ほんと」

「、、えっ、？」

……………… ん？