俺にとっての太陽。 (ページ11)

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(放課後)

ジェシー「北斗ー、今日も一緒に帰ろ？」

北斗「あー、俺ちょっと用事だから、先帰ってていいよ。」

ジェシー「あ、図書委員の？」

北斗「うん。」

ジェシー「んじゃ、下駄箱で待ってる！」

北斗「は、別に待たなくても …」

……居ねぇ。

ったく、

話聞けよな。

北斗「 …行くか。」

図書室までの道中

頭ん中は彼奴の事ばっか。

今日だって、いつもそうだ。

あいつは話も聞かずに

自分の意見ばっか言いやがって。

一目惚れだとか、なんだとか

一緒に居たらクラスの奴にどう思われるかもわかんねえのに。

……まぁ、

別に、嫌な訳じゃないけど

「北斗」

北斗「 ……あ、京本先輩」

京本「 …… 」

あれ、

返答がない。

北斗「 ……？」

京本「 …さっきの奴、友達？」

北斗「あ、えっと、まぁ……一応、？笑」

京本「確か、転校生だよね」

北斗「なんか、懐かれた？ってか、

あいつかなり変人で笑」

京本「 …へぇ

あんな楽しそうな顔できるんだね。」

「いっつもいけ好かない顔してる癖さぁ、？」

そう言いながら

力強く両腕を掴まれると

壁に押し付けられた