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広臣side
Aを迎えに来た…筈なんだけど…
当の本人は着替え中…
男いんのにさ、無防備だよな…覗いていいですよって言ってんのか?←
臣「少しは意識しろよ…」
不意にボソッと呟いた
「え?なんか言った?」
臣「気にしなくていいよ、なんでもない」
やばいな、俺マジで変…
「お待たせ…しました…?」
臣「なんで疑問形なんだよ(笑)」
初めて見たコイツの私服は…なんてゆーか…可愛い。
ピンクのワンピースとか可愛すぎる…
俺まじ変…他の奴に見せたくないとか俺らしくない…
「あ、あのぉ?登坂さん?行かないんですか?」
袖をツンツンと引っ張られてハッと我に返る
臣「あ、あぁ、行こうか…」
こいつといると調子狂うんだけど…
「おっきい車…」
聞こえてますよ…(笑)
「登坂さん?にやけてますよ?」
臣「登坂さんやだ、臣でいいから」
「臣…さん?」
臣「違う、臣。」
「んん…臣?」
上目遣いで見つめてくる
計算じゃないのは分かってる
あーー
可愛い…
「えっと、通り過ぎてません?」
臣「あ…。」
言われて見れば直人さんが必死で手を振ってる…
俺どうしたんだよぉぉ…
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作者名:がんた | 作成日時:2017年4月15日 21時