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そろそろ私は帰りたいんですけど……
いつの間にかカラオケにいる始末
「あの、臣……私そろそろ帰んなきゃ…」
隣にいた臣に助けを求める
臣「分かった…俺ら帰るな、」
「今日はありがとうございます！ではっ！」
風のようにカラオケから立ち去る
「臣…お酒飲んだ？」
臣「飲んでない…車だし…」
「そ、そっかァ……」
その当たりの常識はわかってるんだ……((臣:おい。
臣「A帰るぞ。」
「あ、うん。」
後部座席に座ろうとしたらお前はここって言って無理やり助手席に移動された
臣「あのさぁ…メンバーの誰かのこと好きになったりした？」
「え！？まぁ、好印象ではあるけど…」
臣「違う…そういう好きじゃない…。」
やっぱそうですかァ…
好きになるわけないんだって
愛し方知らないんだし
臣「は？」
「え？声に出てた？」
臣「あぁ、思いっきり…愛し方知らないってどういう事だよ」
「いや…別にどーでもいい事だと……」
臣「教えろよ…」
「あ！着いたよ！」
我ながら下手くそな誤魔化しをして早足で部屋に向かう
臣「なぁ…教えろって…なぁおい…」
「……やだ、…」
部屋の鍵を開けて今日はただいまも言わずにリビングに向かう
臣「なぁ、A！、」
「は、いぃ？」
ソファに押し倒されて思わず声が裏返る
臣「教えろって…そんなに信用ねぇかよ……俺…」
「……分かった……いいよ、教えてあげる」
あれは六年前かな……
私には１個年上の恋人がいた
高校からの付き合いで…大学の時に告白された
四年目には婚約もした
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作者名：がんた | 作成日時：2017年4月15日 21時
