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剛典とわたしが付き合いだしたきっかけ。
それは私がまだEXILEにいた時だから17歳の高3の頃にさかのぼる
大学への進学を諦められず、受験勉強と活動という2つの道を選んだ
その両立は予想以上に大変だった
でもEXILEの中で女性メンバーは1人っていうこともありそれなりの注目度を集めていたから
活動休止も考えたけどそれはありえない話に近かった
仕事は増える一方、不安は募るばかり
練習スタジオで勉強する日も少なくはなかった
その日はLIVE前の立ち位置などの打ち合わせということもありEXILE TRIBEが集結していた
みんなが自由にわいわい話している一方で、机に向かっていた私のところに一人のメンバーがきた
剛「A…さん??かな??」
「あ、えーと、、」
確かJSBの、えーっとなんだっけええ。
剛「岩田剛典です!!」
「あ、そうだ!!ごめんなさい!ていうか敬語やめてください!」
剛「いやいや、Aさんは俺よりも先輩ですし。」
疲れもたまっていて酷い顔をしていることだろう
しかも私は歳が歳なもので先輩後輩、敬語タメ口のことになると苦笑いしかできない。
剛「勉強…?ですか?」
「あ、受験勉強を笑」
剛「あーそっか!高校3年生ですよね!いや〜、僕も勉強してたな〜そのころは笑」
「どこの大学出てたんですか??」
剛「あ、慶應です!」
え、、
もはや私の勉強机と化した机の端にある参考書
そこにはビッシリと
《 慶應義塾大学 受験対策》
の文字
剛「え!受けるんですか!!」
こんなことってあるんだ
というかJSBメンバーにこんな秀才な方がいたなんて。。
「まあ。。一応ですけど。」
剛「僕にできることあったら何でも言ってください!ほんとに!」
しかもすごく笑顔
なんかすごくホッとする笑顔
「あ、ありがとうございます。」
隆「岩ちゃ〜ん!!!!!」
剛「あ、これ僕の連絡先なんで!いつでも!じゃ!」
JSBの隆二さんに呼ばれ彼は行ってしまった
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作者名:あんな | 作成日時:2014年12月27日 16時