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「嶋田さん、白岩です！」
指定された部屋に着くと、楽屋の表札は既に外されていてもしかしたらもう帰る直前だったかもなんて申し訳なさが募る。
嶋田「あ、ごめんね…もう出るところで」
「すみません、遅くなっちゃって…
カステラありがとうございます！
メンバーも喜んでて、多分私のこと待ちきれなくて今頃みんなで頂いてると思います 笑」
嶋田「あ〜……あいつらが開けちゃったんだ。」
「あっ、すみません…！
でも、すごい喜んでて」
嶋田「じゃあそろそろ来るってこと？」
「え？」
半年前に共演したときとはまるで違う雰囲気を纏う嶋田さんに、反射的にまずいと感じた頃にはもう遅かった。
背後で扉に鍵をかける音がしたと同時に照明が落ち、頼りになるのは扉の隙間から漏れる光だけで。
嶋田「俺、ずっとこうしたかったんだよ」
「へ…」
嶋田「Aちゃんとドロ沼の恋愛ドラマとかしたかったんだけどさぁ、やっと共演できたと思ったらバラエティかよって 笑
まぁ、今までで1番近づけたから良かったんだけどね？」
ずっと何言ってるのか分からなくて、
頭の中が真っ白になって声も出ないし、徐々に距離を詰めてくる嶋田さんを前に後ずさることしかできなかった。
嶋田「どうせ俺みたいな俳優はAちゃんとドラマでダブル主演なんて無理だろうし、仕事じゃなくてプライベートでやっちゃう方が早いと思ったんだよね。」
「なにを、ですか」
嶋田「いいじゃん、震える感じとかリアルで可愛い〜
ドラマで濡れ場するよりこっちの方がいいか。」
「やだ…！触らないで、」
嶋田「俺、普通のカップル役よりも、こういう台本の方がいいな〜って思ってたから丁度いいわ。
お、いいね。
若干抵抗してもらった方が昂る」
壁まで追いやられてしまってからは情けなく力が抜けてしまって、嶋田さんの腕を掴む手にも思うように力が入らず、悔しくて涙が止まらなかった。
お願い、
誰か助けて……
和「A！」
「っ和也くん……」
もうだめだ、と諦めた時
楽屋の鍵が開く音がして、気づけば私のよく知る匂いに包まれていた。
視線を上げると、息を切らした大ちゃんとマネージャーさんが嶋田さんを逃がさないように捕まえていて。
和「間に合わんくてごめん…」
酷く乱れた姿の私を見て、顔を歪める和也くんに胸が傷んだ。
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めし(プロフ) - Rさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(՞ ܸ. .ܸ՞) (11月11日 15時) (
レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
R - ヤバい泣いた、最高でした (11月10日 21時) (レス) @page43 id: 7d7d39f908 (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - えむちゃんさん» 温かいメッセージありがとうございますᴗ ᴗ ♡次作も是非よろしくお願いします𖤐 ̖́- (10月1日 22時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
めし(プロフ) - サエさん» マロの方にも送って下さりありがとうございます(˶՞･֊･՞˶)コスプレ名言学園とかでギャルになったお話書いてみますね- ̗̀☾ ̖́- (10月1日 22時) (レス) id: 59e06294b0 (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - とっても大好きな作品です♪新しい更新楽しみにしてます♪ (9月30日 17時) (レス) id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めし | 作成日時：2023年8月15日 0時
