【呪術廻戦】最強の成長日記2

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「……………………」

「……………………」

とっても気まずい。え…なんでよ、急にアパートに連れてこられたと思ったら、目の前に男の子いるんですけど…？

しかも、連れてきた本人は部屋から出ていったし…。任務とか言ってたけど、あれは嘘だな。

何がしたがったの悟くんは？

「こ、こんにちは……？」

「………どうも」

ちょっとだけ眉間にしわをよせてぺこって頭を下げてくれた。

……クソ！こんなところで、コミュ障があらわになるなんて……！小学校に友達がいないことがバレちゃう…‼

それに加えて、この子全然表情が変わんない。

何考えてんだから分かんないよぉ‼


………あとさ、どっかで見たような気がするんだよね。


「あの……私達って、どこかで会ったことあります？」

「知らない」


何だっけ……結構前だけど、どこかで……。


うーん……あ、思い出した

2年前のあの失敗した任務で見たんだ。

安置室で、理子ちゃんの遺体の横に置いてあった……

名前は確か……伏黒 甚爾、だったかな？

え、めちゃくちゃ似てるじゃん！？


「あの、悟くんとはどういう関係で……？」

「……金銭的援助をするって言ってた」

「え、お母さんはいないの？」


多分、お父さんはもう悟くんが殺しちゃったからいないだろうけど……そんなに切羽詰るの？

私は、自分で働いて(働かされて)るからよく分かんない。


………呪術師って待遇いいのよね。

小学１年生にしては、お小遣い多いんだよね私。夜蛾先生が毎月くれる。


「少し前、どっちも蒸発した。その時、俺は禪院家とやらに売られたらしい」

「さらっと言ってるけど、重いね!?そんな時、悟くんに？」

「あぁ……おかげで、蒸発資金の謎が解けた」

「ねぇ君、人生二回目だったりしない??」

「……はぁ？(困惑)」


可笑しいな、小学校１年生って蒸発資金とかいう単語知ってるもんなの？

それに、めちゃくちゃ落ち着いてるし……

え……この子、人生二回目でしょ？


私と同じで、人生二回目でしょ!?違っても、大人の悟くんよりもしっかりしてる。

私と同じ感じかな!?

「何言ってんの、お前？」

「あれ、君と私って初対面だよね？？それと、人生二回目？」

「そんなわけないだろ」

「デスヨネー」

違ったわ。それに、めちゃくちゃ言葉に棘がある。

何これ恋？ 胸が痛いわ……苦しいわ。

とっても顔を顰めてるの……その目やめておくれよ……

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