【呪術廻戦】最強の成長日記2

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更新遅れてすいません。


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『はぁ…疲れた。良かったね、退学にならなくて』


「うん…ありがとね、Aちゃん」



あの後、先生の有難いお言葉を右から左に聞き流しその他諸々私が頑張って事なきを得た。

いやぁ、本当に良かった。


あ、ちなみに恵は先に帰ったよ。

今頃お家で宿題やってんじゃないかな？



『それにしても…まさか吊るすなんてねぇ、マジで笑ったよ』


「だから、笑い事じゃないんだって！」


『でもさ、不良少年たちの親御さんには感謝されたし…』



これでウチのバカ息子も…！みたいな感じで私の手を握ってたな。

その後ろで、恵に吊るされた不良の顔が忘れられない。



「それとこれとは話が別だよ！…心配なんだよ」


『………………』


「でも…やっぱり、迷惑だよね。本当の姉でもないのに…」


『…そういえば名前つける？なんたら事変とか、なんたら伝説みたいな』


「え…？」


『折角、恵の黒歴史になりそうな事件が起きたんだよ？名前があった方が日記にも書きやすいし…』


「う…うん」


『うーん…不良……不良少年。あ…吊るされ伝説とか？』


「つ…吊るされ伝説？」


『あー、横断幕吊るされ事件！うん…しっくりくるね！』




しっくりきてたまるか！みたいな名前ついちゃったな？いや、でも横断幕になに吊ってんのって話よ。

案外この事件の名前にはピッタリなんじゃないかな？



「ふふっ…横断幕吊るされ事件って、なんか凄い名前だね」


『そう？』


「うん」


『…津美紀ちゃん、さっき迷惑とか言ってたけどさ…そんな事はないと思うよ。』


「……え」


『心配してもらえるって事は幸せなことなんだよ。』


「Aちゃん…」


『恵も今、いろいろ悩んでてさ…だから、津美紀ちゃん見守っててほしい。間違ってることを指摘してくれてるんだよ？迷惑なわけないじゃん』


「…ありがと、Aちゃん」


『いいえ〜。それにしても…中学生活でこれ以上驚く事はないな。きっと』


「そうだね…というか、ない事を願うばかりだよ」



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おまけ




○月♪日 晴れ


題名
「健康優良不良少年ズ横断幕に吊るされ事件」


今日は恵が伝説を作りました。

取り敢えず、恵の黒歴史になりそうなので忘れないようにしっかり書いておこうと思います。


最初説明されたとき理解しきれなくて「すいません、最初から説明お願いします」って真顔で言っちゃうくらい面白い出来事だった。

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