【呪術廻戦】最強の成長日記2

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「……マジかよ。ウケる」


「え、なにがウケるの？」


「……ねぇ、A。さっきの任務で、なんかなかった？」


「さっきの任務？」


さっきの任務でなにかあったか……なんかあったっけ？

うーん……あ！そういえば



「三級呪霊に、魔貫光◯砲みたいな光線を喰らったかも」


特になんもなかったけどね、身体に光線が貫通しただけで。



「あ〜……まぁ、Aはもともとソレっぽかったし……うん、全然変わってないから大丈夫だよ」


「えぇ、ちょっと待ってよ！私、なんか変なの!?」


「え、聞きたい？」


「そりゃあ、自分のことだし……気になる」


「男の娘」


「え……つまり？(震え声)」


「二番煎じもいいトコだね。こんなのこの界隈ではよくある話だから気にしなくていいよ。ほっとけば、そのうち治るから」


「………………」


「五条、終わったし入ってきてもいいよ。ロリコン関係無くなったし」


「だから、ロリコンじゃあねぇし!で、Aは結局どうだったの？」


「見れば分かる。」



最悪だよ……私が一番気にしていた、コンプレックス？みたいな感じだったのに……。


「は？なにも変わってなくね？」


「うん、だってもともとAはソレっぽかったし」


「え？どういうこと……分かんない！答え」


私は中性的な見た目だから、少年にも見えるんだもん。

九十九先生に男と間違われてから、伸ばしていて女の子っぽくしてたのに……！



「男の娘」


「あぁ……確かにAなら、変わってないのも納得だわ」



なんでだよ!?男になったんだったら、もう少し変わるんじゃないの!?

なんでそのまんまなんだよ……!?


「へぇ〜コレが男の娘か。初めて見たわwA、違和感なさすぎ！」


「もうヤダ！特に、容姿が変わってないのが嫌だ!!ソレってもう、普通から男の子みたいって言われてるのと同じじゃん!!」


「大丈夫だよ。もともとAは、中性的な見た目で、可憐な美少女にも幼げな美少年にも見える系の女の子だったんだから」


「硝子ちゃん……」


「明日になれば治ってるって。それに、治んなくても違和感ないから大丈夫。」


「…………………」






つぎの日。


ホントに治ってた。

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