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「ま、そんで俺は爺ちゃんと一緒に暮らしてんだ！」
『…悲しくないの？』
「うーん…微妙！正直、親の顔とか覚えてないし…俺には、爺ちゃんがいるからさ。今の暮らしで満足してるしな！」
『そっか…』
親の顔を覚えてないか…。
そう言われると、親の顔も覚えていて思い出だってある私は幸せなんだなぁ。
勿論、幸せは人それぞれだけどね。
「それにしても凄かったなぁ…あの時俺、もうダメだと思ったもん！本当、助けてくれてありがとな！」
『ううん、そんな感謝されるようなことはしてないよ。それに、偶然だし』
目的地の心霊スポットに行く傍ら、お喋りする私達。
話せば話すほど、彼が優しくて明るい子だということが分かってくる。
「食べられるー！って思った瞬間、サッと現れて…背後に回って、あの化け物をカッコいい刀で一刀両断！ アレ？あの時の刀はどうしたの？」
『えっとね、しまった！』
「へー、凄っげえな！でも、まぁ…不思議な力も使ってたしな」
『まぁね！』
「しっかし、おっかない化け物もいるもんだなぁ」
『うん…これからはもう、近づいたら駄目だよ？アレは…本当に危険な存在だから…』
「分かってるって！…マジで死ぬかと思ったし、凄っげぇ怖かったからな。お、見えてきた！」
『え？あ…本当だ。見えてきた！』
彼が指差す方へ視線を移しと、確かに私が調査した情報と同じ外観の建物が見えてきた。
「ほら、早く行くぞ！」
『あ！待っ…って、走んの速いな⁉︎』
え、速くない？
ちょ…アレ、幼稚園児の足の速さじゃない。
「あれー？いないな」
『ちょ…速い。』
「あ、悪りぃ悪りぃ。お前の父ちゃんと母ちゃん、いないな…。来るまで一緒に待ってるか」
『…ううん、ありがとう。ここまでで大丈夫だよ』
「えー、けどさ…」
君は、呪霊の存在を知らないで平和な世界で生きるべき人間だ。
だから…
「……アレ？俺、何してたんだっけ？」
だから、呪霊に襲われた記憶も…呪術師である私の記憶も…全部、知らなくていい記憶。
私の術式を使って…「虚無」で、その記憶を消す。
「…家に帰るか！」
これでいい。
『だから、ありがとね…
さて、目的地にも着いた事だし…皆が平和に暮らせるように、
『呪霊を祓いますか！』
____________
______
これは、あった
次の話から一気に成長ダッ‼︎‼︎
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彩女(プロフ) - リクエスト…不良恵好きなので不良やってる恵(？)とかみたいですね…(強欲) (2022年11月6日 23時) (
レス) @page34 id: c7cd30bb58 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒の帝王!!!!!!!!(プロフ) - 彩女さん» あ…ありがとうございます(ガン見) 更新頑張ります！よければ、リクエストとかどうですか？ (2022年11月6日 22時) (レス) id: 15baae6b81 (このIDを非表示/違反報告)
彩女(プロフ) - 日記形式じゃない話も面白いです(チラッ) (2022年11月6日 20時) (レス) @page33 id: c7cd30bb58 (このIDを非表示/違反報告)
暗黒の帝王！ - うみつきさん» ありがとうございます！ (2022年9月29日 15時) (レス) id: ceb2fd02d7 (このIDを非表示/違反報告)
うみつき(プロフ) - 出来ましたー。お手数ですが私の名前から作品に飛んで貰えると嬉しいです…。 (2022年9月29日 11時) (レス) @page1 id: a9260de560 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暗黒の帝王!!!!!!!! | 作者ホームページ：＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作成日時：2022年8月14日 16時
