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8話 相崎side ページ10

次の日

結局、正義には会えないまま帰宅した。
それでまた1人で登校中、、

「はぁ、いい加減寂しいよー。」

いつもより長い通学路を歩いた。

学校に着くと何故か外が騒がしかった。

「ちょっと結衣?どうしたの?」

川崎「あ!A、見て若林が。」

え、なんで若林君が屋上に?
周りを見たら明智達がカメラを回してた。

そして若林君が、、

若林「原田先生を辞めさせろ!」

あんなに大きな声の若林君初めて見た。

長井「あなた落ち着いて!何があったの?」

すると若林君はポケットからマスクを出して投げた。

若林「原田先生にマスクを取られそうになった!」

小松「いや、マスクぐらいでこんな事する?」

太田「いやいや、しないよ?」

若林君の訴えにそんな事を言う生徒達。
あんた達に若林君の価値観なんか分かるはずもないのになんでそんな事いえるんだろう。

でもその前にアイツらを止めよう。

「ちょっと!あんた達がしたの?」

東条「A、、」

「お願いやめて!どうせ原田先生を辞めさせる賭けをしてるからってそそのかしてやらせたんでしょ?」

明智「あいつからやるって言ったんだよ?」

「正義!お願い。辞めて!これで本当に飛び降りて死んだらどうすんの?!あんた達の責任だよ!」

東条「、、、」

黙るんだ。もう正義なんか知らない。

「もうあんたとは絶交だよ。」

あたしが屋上に行こうとすると。

「え?原田先生?」

原田先生が屋上にいて若林君と話してる。でも何を話してるかは全く聞こえない。

すると原田先生だけ降りてきた。手に黒い布を持って。そして、、

原田「川崎!」

え、結衣の名前。

原田「今泉、小田原、、、相崎!ほらちょっとこっち来てこれ持って!」

初めて名前を呼ばれて困惑気味の結衣達。

「結衣、行こう!」

川崎「あ、うん!」

その後も先生はみんなの名前を呼んだ。まさか名前全員覚えたの?

原田「明智、東条、牛久保、駒井、一之森、花沢!」

明智達の名前も呼んだけど来る気配はない、、
本当に見損なった。

原田「ほら早く持って!持って!せーの!」

バサッ

布を広げると凄く薄いがトランポリンみたいなのが出来た。

原田「ok!若林来い!!」

え、若林君落ちてくるの?

長井「ちょっと何言ってるんですか?」

原田「飛べ!!」

長井「飛べ?!」

いや、こんなにチャッチイ布に飛ばせるんすか?!

9話 相崎side→←7話 相崎side


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海南(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いて居ます!リクエスト(?)で番外編の紅一点話を普通に小説として書いて欲しいです!とっても面白くて好きなのでもし時間があるようでしたら検討のほどよろしくお願いします! (2019年9月16日 19時) (レス) id: d5c9bc8588 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 里菜さん» いえいえ今後の更新を楽しみにしてます。 (2019年5月20日 17時) (レス) id: f8298e6605 (このIDを非表示/違反報告)
里菜(プロフ) - すいません!ご指摘ありがとうございます! (2019年5月17日 19時) (レス) id: ebfde2d5f9 (このIDを非表示/違反報告)
青龍 葵(プロフ) - 初コメント失礼します!更新されました番号が「23話 東条、相崎」になってるので訂正お願いします。 (2019年5月16日 17時) (レス) id: f8298e6605 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:S | 作成日時:2019年5月5日 11時

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