小さな恋のキューピット Ryosuke.Y

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……そ、そんなあからさまに！！


怪しいってばれちゃうよ！？！？









涼介｢え？なんで？｣




大貴｢だめなのー！｣




｢こ、これすごい豪華なんですよ！

だから当日まで楽しみにしといて欲しくて！｣




涼介｢そんなにすごいの？｣




大貴｢すっっっげーんだよ！！｣




｢だから明日のお楽しみです！｣




涼介｢ほーう、わかった！

じゃぁ、楽しみは後にとっとくね？笑｣




大貴｢うん！｣









良かった……。

かなり怪しまれてると思うけど、
明日まで待ってくれるみたい。


これはサプライズだからバレるわけにはいかない









その後、たわいない話をして
山田さんのマンションをあとにした









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｢ただいまー。｣









さっきまで騒がしかった自分の部屋も一転


いつもの静けさなのに
すごく寂しく感じる……。



台所にはケーキ作りの名残で
洗い終わったボウルやヘラ

テーブルの上には色鉛筆と便箋



見れば見るほど虚しいわ……。









｢お風呂入ろ｣









こうやってまた独り言が多くなってくんだ









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ﾁｬﾌﾟﾝ









｢そういえば晩御飯食べてないな｣








｢お腹空いてないけど｣









｢…………彼氏ほし。｣









返事なんて返ってくるわけもない
風呂場に響くだけの私の声


でも言っちゃうんだよね



頭で考えたことそのまま口に出しちゃうの
特にお風呂に浸かってる時とかね









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｢あ、山田さん｣









お風呂から上がると山田さんから

今日は本当にありがとうね

っていう言葉と大貴くんが寝てる写真が送られてきていた


天使みたいな可愛い寝顔

布団をぎゅって握ってるのが赤ちゃんみたい笑





でもこうやってちょっとしたことでも関われるのが嬉しい

少しでも私の事考えてくれてるのかなって……。



なんてね笑


やめよ、そんなことあるわけない

大人としての礼儀だし



山田さん、優しいから。





きっとすっごいモテるんだろうな……。









あー、これ以上考えると苦しい。

こんな感覚久々過ぎる。









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……あれ。




いや、これって…………？









いや、まじでそれだけは絶対有り得ないよ。



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スランプ気味で見づらいと思いますがすみません。


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