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私と先輩の間に割って入ってくる平野くん。
康「紫耀! せっかくAちゃんと
二人きりになれたのにー!」
平「ジーコと二人きりになんかさせへん!
邪魔したる!」
バチバチと音がしそうなほど
視線と視線をぶつけ合う、康二先輩と平野くん。
＿＿平野くんが先輩にタメ口なのは、
とりあえず目を瞑っておこう。
平野くんは私のクラスメートで、同じ陸上部員。
でも、陸上の種目は別だ。
いきなり、私の手に彼の手を重ねる平野くん。
手、大きいな＿＿。
血管の浮いた手に、男らしさを感じる。
平「なぁ、そのお茶貰ってもええ?」
「う、うん。 どうぞ……」
平野くんにペットボトルを差し出す。
平野くんは驚いた顔をしたけど、
ペットボトルの蓋を開け、
ごくっ、ごくっと喉を鳴らして
美味しそうに飲んでいる。
康「ち、ちょっと紫耀! それって……」
急にうろたえ始める先輩。
平「うん、間接キスやで?
……奪っちゃった」
てへっと舌を出して、可愛く微笑む平野くん。
「えっ!? き、きす……?」
驚きのあまり、声が裏返ってしまった。
康「Aちゃんって鈍感なんやな」
何故か先輩に驚かれてしまった。
“今度は、ほんもののキスしよな?”
私だけに聞こえる小さな声で、平野くんは言った＿＿。
＿＿end.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
３話ほど関西でお届けしました。
作者関西担ですので、書いていて楽しかったです♪
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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萌(プロフ) - ayacororo*さん» こちらこそありがとうございました！ (2015年9月14日 21時) (
レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - *松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*さん» 満足して頂けて安心しました(о^-^о) いえいえ! (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - 萌さん» いえいえ! 大吾くん、書いていて楽しかったです＾＾ (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
*松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*(プロフ) - かじくんのお話とってもよかったです！ありがとうございました！ (2015年9月12日 23時) (レス) id: 52052568ad (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» ありがとうございます！！！ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayacororo* | 作成日時：2015年7月15日 21時
