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颯はバスケ部だから、
颯が出場したバスケの試合を観に行った。
試合が終わり、今は颯と二人きりで
カフェでお茶をしている。
オレンジジュースを頼んだ颯。
ストローを吸うとアヒルみたいになる唇が、とても可愛い。
颯「今日ね、俺の好きな人が
試合観に来てくれたんだ!」
嬉しそうに話す颯を見ると
何時もだったら、私も嬉しいはずなのに。
今日の私は、その女の子に
焼きもちなんか妬いている。
＿＿そんなことしたって、
颯の好きな子は変わらないのに。
颯「……俺から、勇気出して誘ったんだ。
カフェ誘ったのも、ふたりきりになりたくて」
もう分かるよね?、とでも
言うような目で、颯は見詰めてきた。
颯「ずっと好きだったよ、Aのこと。
……もう、気付くの遅すぎ」
颯「あー、恥ずかしいっ!」
少し照れた笑顔を浮かべた颯。
でもすぐに笑顔を引っ込めて、
私を真っ直ぐ見詰めた。
颯「最近のAの態度見てると、
このままだと、Aが俺から
離れていっちゃう、って思って。
誰にも渡したくなかったんだ、Aのこと……」
私の恋を季節に例えると
長い冬が終わって、
ようやく春が来ました。
私だって、もう颯から離れない。
いや、離れられない。
＿＿end.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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萌(プロフ) - ayacororo*さん» こちらこそありがとうございました！ (2015年9月14日 21時) (
レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - *松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*さん» 満足して頂けて安心しました(о^-^о) いえいえ! (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - 萌さん» いえいえ! 大吾くん、書いていて楽しかったです＾＾ (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
*松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*(プロフ) - かじくんのお話とってもよかったです！ありがとうございました！ (2015年9月12日 23時) (レス) id: 52052568ad (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» ありがとうございます！！！ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayacororo* | 作成日時：2015年7月15日 21時
