2 ページ25
紫「熱とかは無いん?」
私の額に、紫耀くんの大きい手が触れる。
私より一回り以上大きい手に、男らしさを感じた。
紫「……ちょっと熱ない?」
「そ、そうかな……?」
＿＿実は、頭が少し痛いけど。
大好きな水泳を、出来なくてもいいから見たかったんだ。
紫「……平野、むっちゃ心配や。
手ぇ冷たいし、唇青いし」
私の手を握ったり、
私の唇に綺麗な人差し指で触れたり。
＿＿どきどきしちゃうじゃん、
そんなことされたら。
紫耀くんにも
「熱上がってるっぽいで?」って言われちゃった。
ますます顔が熱くなっていくのが自分でも分かる。
＿＿きっと、熱とドキドキで。
紫「……平野、もう行かれへんわ」
紫「Aちゃんのこと、心配過ぎるわ……。
傍に居らな落ち着かへん……」
ぐいっと私の肩を抱き寄せた紫耀くん。
制服越しに温もりを感じる。
あまりの距離の近さに
私の熱が上がったのは、言うまでもない＿＿。
＿＿end.
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 170人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» こちらこそありがとうございました！ (2015年9月14日 21時) (
レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - *松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*さん» 満足して頂けて安心しました(о^-^о) いえいえ! (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - 萌さん» いえいえ! 大吾くん、書いていて楽しかったです＾＾ (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
*松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*(プロフ) - かじくんのお話とってもよかったです！ありがとうございました！ (2015年9月12日 23時) (レス) id: 52052568ad (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» ありがとうございます！！！ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ayacororo* | 作成日時：2015年7月15日 21時
