ソフトテニス × 永瀬廉 ページ19
○しのん様 リクエスト○
「……やっと起きた」
目を開けると、
目の前には永瀬くんの整った顔。
「……わ、わぁっ!!」
思わず後ずさり、ベッドに背中をぴたりとくっつける。
廉「ほら、水飲みや。
熱中症で倒れたんやから、ちゃんと水分取らへんと」
ペットボトルを渡してくれる。
永瀬くんは赤い水筒でお茶をぐいっと一飲み。
＿＿もしかして、私の為にわざわざ買ってきてくれたのかな。
「私、倒れたの……?」
廉「ああ。 俺の目の前で、突然ふらーって倒れたねん」
「そっか……。
ていうか永瀬くん、部活行かなくていいの?」
部活のユニフォーム姿の永瀬くん。
爽やかな水色のユニフォームが
彼の焼けた肌に良く似合っている。
脇には、私達の相棒、テニスラケットを携えている。
永瀬くんも、私と同じソフトテニス部員だ。
廉「……行かんとあかんよな」
気乗りしない様子の永瀬くん。
何か嫌な事でもあったのかな＿＿と、変な想像が膨らむ。
廉「ほんま、目の前で倒れられて、びっくりしたんやから……」
少しの沈黙の後。
永瀬くんは溜め息をついて
肌身離さず携えていたラケットを放り投げた。
廉「……ほんま、部活行けへん。
Aちゃんのこと心配過ぎて、離れたなくなったわ……」
私にそっと体を寄せた永瀬くんは
私を優しく抱き締めた＿＿。
＿＿end.
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
敢えて紫耀くんと同じシチュエーションに。
同じシチュエーションでも、全く違うお話が出来ました。
こういうのも良いかもしれませんね!
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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萌(プロフ) - ayacororo*さん» こちらこそありがとうございました！ (2015年9月14日 21時) (
レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - *松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*さん» 満足して頂けて安心しました(о^-^о) いえいえ! (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - 萌さん» いえいえ! 大吾くん、書いていて楽しかったです＾＾ (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
*松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*(プロフ) - かじくんのお話とってもよかったです！ありがとうございました！ (2015年9月12日 23時) (レス) id: 52052568ad (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» ありがとうございます！！！ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayacororo* | 作成日時：2015年7月15日 21時
